2011年06月20日

being a dog の意味B


Q: being a dog ってどういう意味ですか。







A:「犬であり」がニュートラルな直訳。






前々回から引き続き being a dog の解釈問題。

いろいろ悩んで出口が見えなくなったので

ジョイ・カウリー作『ハンター』を翻訳された

ミチコさんに相談メールを送ったところ…



さっそく、返事のメールが届きました!☆



「アキヒロさん、

偕成社文庫から今年出た

『フランダースの犬』を読んでみました。

パトラッシュは犬ですから、人の恩を感じました

と訳してあったので、私の結論もこれにします〜。



分詞構文の解釈としては、

Since he was a dog, Patrasche was thankful.

のほうになりますね。

でも、母語として書いている著者は、そんなこと考えず、

ごく自然に書いていたのかもしれません。



でも、すごく微妙で、どっちとも取れそうですよね。

パトラッシュは前の持ち主にこき使われていたそうですし、

当時はいまみたいに動物愛護の気持ちが一般的でなかった

んだろうと考えれば「犬なのに」かなと思えます。



でも、著者は犬への愛情をたっぷりこめて書いていて、

犬は感謝する動物だと思っている。

だから、「犬ですから」となるかな。

そして、話全体から判断しているのでしょうね。


あ、それに、

いまの読者向けに訳しているからこうなるのかも。

古い訳だったら「犬なのに」としたほうが、

20世紀前半の日本の読者にしっくりきたのかもしれませんね。

やや、なんかあれこれ考えちゃいます。



岩波少年文庫版も図書館に予約しました。

古い版なども見てみようと思います。」





なるほど☆

翻訳というのは

時代とともに変化するものなんですね!

(『赤毛のアン』も昔と今では訳がちがう!)

ミチコさん、ありがとうございます。

大変勉強になりました。☆☆



− 最新訳は「犬なので」

古い訳だったら「犬なのに」もありうる。

でも作者はもっとさらっと

being a dog と書いたのではないか。−




と、すると、

今まで「犬なので」「犬なのに」

プラスかマイナスで悩んでいたのだけれど

英語学習者向けのクローバー訳としては

「色=解釈」をつけない

ニュートラルな立場をとってもいい。



それなら

being a dog は「犬であり」となる。




スミマセン

勝手に自己完結させていただきます〜。^_^;






<英語はこうも読める☆>

But Patrasche,/ being a dog,/ was thankful.//

だがパトラッシュは・ 犬であり・ 感謝していた





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posted by Andy at 02:32| Comment(0) | TrackBack(0) | オンライン英語翻訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月18日

being a dog の意味A


Q: being a dog ってどういう意味ですか。





A: 「犬であったので」という訳も可能。







前回

「犬であった」と訳したので

人間様の方がえらいんだという感じになり

これはキリスト教の世界観のあらわれではないか!?

という壮大な理論を展開してしまいました。★




反省^_^;




今朝、目覚めたとき

またPatrasche, being a dog, was thankful.

が頭に浮かび、別訳がひらめきました☆


「パトラッシュは犬であったので、感謝していた」



ポイントは分詞構文 being a dog の解釈。

Although he was a dog, Patrasche was thankful.
なのか

それとも

Since he was a dog, Patrasche was thankful.
なのか。




でも日本語としては


「パトラッシュは犬なりに感謝していた。」


とするのが自然な気もする。

そうすると、前回の訳に近づくな〜。



なんだか

私も分からなくなってきました★(*_*)




友人にプロの翻訳家がいるので

彼女の意見を聞いてみます!!





<英語はこうも読める☆>

But Patrasche,/ being a dog,/ was thankful.//

だがパトラッシュは・ 犬であったので・ 感謝していた





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posted by Andy at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | オンライン英語翻訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

being a dog の意味


Q: being a dog はどういう意味ですか。





A: 「犬である(こと)」という意味ですが、

ニュアンスは文脈を見ないと分かりません。









中級Uのクラスで『フランダースの犬』を読んでいます。



犬の名前はパトラッシュ。

鬼のような飼い主にゴミのように捨てられたが

やさしいジェハンじいさんと少年ネロに拾われ

大切にされます。


回復してきたパトラッシュは・・・



But Patrasche, being a dog, was thankful.

(しかし、パトラッシュは、犬であったが、感謝していた)




上のように訳して、


「あれ?犬って

もともと感謝する動物だと思ってたけど…?!」

と生徒さん。



「たしかに。忠犬ハチ公もいますし…」

と私。




この英文を読む限り

感謝する心は人間だけがもっていて、

動物には本来備わっていない感じ。




ひょっとすると

キリスト教の世界観のあらわれ!?



旧約聖書の創世記を読むと

人間には神様の「息」が吹き込まれていて

動物より特別な存在。


だから無意識に「動物よりえらいんだぞ」というのが

文章にでているのかも。





うーん、

ストーリーって深い☆





<英語はこうやって読む☆>

But Patrasche,/ being a dog,/ was thankful.//

だがパトラッシュは・ 犬であったが・ 感謝していた





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posted by Andy at 03:38| Comment(0) | TrackBack(0) | オンライン英語翻訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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